プネーでメンタルクリニック3回目の訪問「Ikigai」

 

Posted on 16 Jul 2022 21:00 in うつとわたし、そしてインド by Yoko Deshmukh

ベストセラーのようで、Kindle Indiaをチェックしたら、だれかさんがもう読了していました。



インドと深く関わるようになって、今年で早くも20年を迎える。
それは、インド移住の少し前に訪れた、うつとの戦いの歴史とほぼリンクしている。

このシリーズは、今まさに「顕在性うつ状態」で「全般的不安障害」という診断を受けて、微量ながら毎晩服用の薬を処方され心の病気と闘っているわたしが、不定期だが覚悟を持ってつづっている。
日によって気分の浮き沈みがあるため、つづれない日もあると思うし、その分量も変化するし時間軸も前後し、また、後日もろもろ加筆修正することも大いにあり得る。
いつも通りの「インドよもやま話」に戻る日もあると思うが、このシリーズは、いずれきちんとした形でまとめる予定である。

*****

朝から、かなりまとまった雨に見舞われ、道中の渋滞がひどく、クリニックには予約時刻より10分ほど遅れて到着することを電話で伝えた。

前回、先生からいただいていた宿題は、結局その後、幸いにして不安発作にはっきり該当するような症状が起こらなかったため、何も記録できなかった。

わたしの生活全般において人付き合いが極端に少ないことについて、先生からは、メンタル面の大部分を夫に頼るのは、お互いにとってあまり健康的ではない旨のご指摘をいただいた。
また、これを克服するために、自分なりにさまざまな工夫を行っていることも、先生と共有した。
たとえばプネーの某社社長さんに無理を言って、週1回オフィスにて仕事をさせていただくことで、だれかと会ったり話したりする、またできるだけ月1回のペースで、お茶会と称し、自分の指定した場所でコーヒーや軽食を楽しみながら知らない人と出会う、などの機会を作るなどだ。

これについて先生からの宿題で、今月の「お茶会」日程を決めてアナウンスすること、1週間後にフォローアップもすること、などのご指示をいただいた。
もうひとつの宿題は、「self-appreciation」と言って、自己評価の低いわたしが、自分のいいところを発見するための努力をするというものだ。

また、「Feeling Good」という本を読みながら、自分なりにうつの克服を試みていることも、先生にお話ししたところ、次の本も読むとよい、とおすすめいただいた。

Ikigai: The Japanese secret to a long and happy life (by Héctor García, Francesc Miralles)

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本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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