プネーの若き医師、オックスフォード大でアーユルヴェーダ研究へ

 

Posted on 08 May 2022 21:00 in インド科学技術 by Yoko Deshmukh

少なくとも「トンデモ医療」ではなさそうです。



プネーでアーユルヴェーダ医師を職業とする25歳の女性が、「今日存在するアーユルヴェーダと西洋医学との間の隔たりを、オープンマインドで学際的なアプローチで埋める」ことを目的として、オックスフォード大学の大学院で根拠に基づく医療の修士課程に進学する、という興味深い記事を見つけた。

Set to fulfill Oxford dreams, physician from Pune aims to dispel myths around Ayurveda

「オックスフォード大学のような権威ある学術機関でのアーユルヴェーダ研究は、医学とヘルスケアの分野で初となる。この機会を利用して、科学としての独創性と信頼性を維持しながら、アーユルヴェーダに応用できる、きちんとした証拠に基づくパラメータを研究したい。アーユルヴェーダは、今日の科学界が理解できる言語で伝える価値がある」と、エーシャニ・ベンダレ(Eeshani Bendale)さんは進学の目的を語っている。

Tilak Ayurved Mahavidyalaya(プネーのアーユルヴェーダ大学)でアーユルヴェーダ医学と外科(BAMS)の学士号を取得後、英ウェールズのスワンシー大学医学部(Swansea University Medical School)でナノメディシンの修士号を取得した。
その時、今日高いScrutinyと論争を集めるラサシャストラ(Rasashastra)の分野に由来するアーユルヴェーダ・ナノメディシンを研究した。

「アーユルヴェーダ関連では、神話や誤解を払拭し、その本質に科学的に迫りたい」とベンダレさんは語る。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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